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屋根・屋上用の遮熱塗料で最も遮熱効果が高い色だと思われる白が売ってない件


先日、ある建物の屋上塗装を行った。
理由は屋上の劣化を遅らせるためと、夏に屋内が激しく熱くなるのを避けるため。
「遮熱塗料」という光の反射量が多い種類の塗料を塗ると、表面温度が大きく下がり、建物内の熱のこもりも抑えられるらしい。
もし塗装を本格的にやるならやはりプロにお願いして下の素材からひっぺ返してやってもらうしかないが、そこまでひどい状態ではないし金額もすごいことになってしまうので、今回は簡易にやることにして、屋上に耐えうる防水の「遮熱塗料」を探した。

屋根や外壁の色は白が最も屋内の気温上昇を防ぐはずだがどこにも売っていなかった

色で最も光を反射しているのは、「白」だ(鏡面が一番だけど、色で言えば白だ)。
そして熱を最も吸収するのは「黒」。理科の実験で昔やったのは、日光を虫メガネで一点に集めて、紙をサインペンで黒く塗った部分に焦射するとすぐに火がつく。でも紙が白いままだとなかなかつかない。色の明度が高い(白っぽい)ほど光のエネルギーを跳ね返し、明度が低い(黒っぽい)ほどエネルギーを吸収する。黒が最も熱吸収率が高い。太陽光発電のモジュールも黒や濃紺色をしている。
その考えで言えば壁や屋根、屋上も当然白に近い方が熱を吸収しにくく暑くなりにくいはずだ。僕は研究者ではないから、データは出せないのだけど、知識としてそういうものがあり、海外ではそういう方向で温暖化対策がなされている話も何度かネットで見たことがある。

道路を白く塗装して平均気温を3度下げるロサンゼルスの温暖化対策 - GIGAZINE

温暖化をくいとめるには世界中の屋根を白く塗りつぶすべき、とノーベル物理学賞受賞者が提唱 - GIGAZINE

僕はこの説を信じているので、屋上や屋根用の遮熱塗料も熱に対する最強カラーは「白」なのだと思う。もちろん「白」を再現する上で構成する成分の強さの問題もあるだろうから完全な白は無理かもしれないし、雨風や砂、カビなどによる汚れが目立ちやすいなどの問題は別にあるだろう。それでも白い塗料を塗ってみたかったので探してみた。

しかし、この「白い遮熱塗料」というものが、探してもなかなか売ってないのである。

おそらくプロ用ならあるんだろうけど、一般にDIY用で市販されているアサヒペンやニッペなどの「遮熱塗料」と言われるものは、明るくてもグレイやグリーンで、白を見つけることができなかった。ホームセンターも何軒か回ったが全滅。塗装する前に、下地として接着力をつよくするために塗る「シーラー」という下塗り材が白だから被ってしまうからだろうか。

本当は白を塗りたかったのだが、僕には見つけることができなかったので、やむを得ずアサヒペンの「ライトグレー」という色で塗ることにした。ちなみに通販で買うとホームセンターで買うより2割から5割ぐらい安い値段設定だったりする。

その遮熱塗料を実際に塗ってみたので、次回はその効果のほどについて書こうかと思います。