感想みかん

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進撃の巨人23巻の感想 ネタバレあり

1回目、読んだ感想

今まで進撃の巨人を読んできて、どの巻も驚きがあった。
でも23巻は違った。鳥肌が立つようなシーンがなかった。危険と隣り合わせで、メインキャストの誰かが死ぬ危険があった調査兵団が出なかったからかもしれない。
23巻は、第2章と書いてないが、僕の好きだった第1章は終わったのだと感じた。それぐらい変わったように感じた。
22巻までの、壁外がどうなっているのかわからない恐怖の中の世界観はとてもスリリングだった。一歩先がわからない闇を歩くような恐ろしさがあった。しかし23巻で対岸の世界が描かれたことで、謎はあるものの、進撃の巨人の世界観を作り出していた、ミステリーの部分が晴れてしまったように思った。
この23巻は、今後展開されるバトルのために必要な、新キャラと世界観の説明の巻だったのだと思うが、今まで毎巻衝撃的に面白かった僕にとっては、肩透かしを食ったような、谷間のような巻だった。

2回目、読んだ感想

後日、もう一度読んだ。
2回目は、1回目よりも面白い。ガビが新しい主人公のように見えた。まゆげの感じから言って、エレン系なのは間違いない。このニューヒーローっぽいキャラが出たことで、主人公が増えたような喜びを感じはじめた。1回目はわけわからず戸惑いながらも勢いで最後まで読んでしまったので細部を見なかったが、2回目は、ライナー・ブラウンの葛藤が様々なシーンで出ているのがわかった。彼は明らかになった世界の物語のキーマンなのだろう。いつかエレン側に付くのかもしれない。残念だったのが、ユミルが死んだっぽいこと。アニとユミルのファンだったので、死なないでほしかった。ガビなどの新世代が出てきたことで、今後何十冊も物語が続くのであれば、エレンの死期が近づいてガビに食われるみたいな輪廻とも言える世代交代をしながら戦うような展開も予想した。作者様が言っていたバッドエンドの可能性というのはそういうことかもしれない。色々な展開が予想される。これから始まる、島の中だけのドラマを超えるスケールのドラマのために必要な、助走をつけるための巻だと思った。

今回は、調査兵団が出てこなかったから、外伝を読んでいるような気分だった。エレンたちの戦いは、一体どこにたどり着いたときに終焉を迎えるのだろうか。僕はこの漫画のファンであるから、24巻からの展開がまた驚くべきものになると信じているし、今後ももちろん読む。