感想みかん

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「落ちるところまで落ちた方がいい」という考え方について

誰が言い始めたのかは知らないが、過去に、「落ちるところまで落ちてみればわかる」とか「落ちるところまで落ちたら上がるしかない」という話を聞いたことがある。

僕はこれを最初に聞いたとき、「そうかもしれない」と思った。
実際に、ますます自暴自棄になってみたこともあった。
しかし、今ではこの言葉は間違っていると思っている。

なぜかというと、人生は底なし沼なのだ。底がない。あるとしたら、それは死か廃人なのだろう。
自分からどんどん落ちていくことはやろうと思えば出来るが、どこまで行っても、下がある。人と人の人生を比較するのも良くない話だが、どんな環境になっても、自分よりひどい環境の人が存在する。
落ちて戻ってこれるということは、まだ上に上がる道が残されていたということだ。実際は、ある程度まで落ちてしまうと、もう戻ってこられなくなるのではないかと思う。それは健康状態の悪化や、精神の崩壊も含まれる。一度壊れたら、もう容易には元には戻らないことが人生にはあるのだ。そこまで行ってしまう前に、大切な人の顔を思い出して前に進むことが大事だ。

僕は他人に決して「落ちるところまで落ちてみろ」などと言わない。

と、これを書きながら、もう少し自分を大切にしようと思った。ちゃんとご飯食べなきゃ。