感想みかん

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本に線を引けない性格の克服にフリクション蛍光ペンが役立った話

※この記事は100人中99人ぐらいは理解不能である可能性があります。

僕は本に線(アンダーライン)を引くことに非常に抵抗があった。

僕は学校の教科書に対しては先生の命令もあってあまり抵抗がなく線を引けたが、新書や文庫本で気に入ったものだと、なぜか線が引けなかった。もったいないというか、綺麗なままにしておきたくなる。
線を引きたくないのではなく、できないのだ。「ここ大事だから線を引きたいな」と心では思うのに、できなかった。本が汚れた感じになるし、蛍光ペンの線が真っ直ぐ引けなくてヨレたら大切な本を自ら汚した感じで嫌だし、その線を引いた箇所を誰かに見られても嫌だし、線を引くと売るときに価値が下がるからそれも嫌だ、などなど、嫌な思考が連続して起こり、やっぱり線を引かずに綺麗なまま読もう、ということになってしまう。そして案の定、重要に思ったフレーズがどこに書いてあったかわからなくなったりした。

しかし、僕は変わってきた。
僕はここまで生きてきた中で、「大切にしすぎることがかえって良くないケース」に何度も出くわした。僕は僕なりに大切にしていても、振り返るとあまり良いことではなかったことがあった。そっと宝箱にしまうように扱うよりも、多少傷ついてもそれが最大限活きる方法で扱う方が良いケースが人生には結構あった。

そう気付いてから、僕は本に対しても努力して線を引くようになった。
最初は抵抗があった。だから最初はシャーペンで軽く線を引いて、後で消せればいいかな、なんて言い訳しながら線を引いた。
そのうちフリクションペンが出た。これはいい。カラーで引いても消せる!迷いが少し減った。
そしてフリクション蛍光ペンが登場した。これを見つけたとき本当に嬉しかった。これだ!!!これこそ本に線を引くのに最適なアイテム!!!線がヨレたら消せる!温めれば線が消えて古本屋にも高く売れる!?(やったことはないが。)これで抵抗なく線を引けるぞ!!(まあ実際には印刷の黒い文字が伸びてしまったり、綺麗に消せないこともあるんだけど、消せるという事実が僕の背中を押した。)

そして僕はフリクション蛍光ペンでズバッと線を引き出した。
僕はこの本のここの部分がいいと思ったのだ、そう心に刻むように線を引いた。それは本当に自分が思ったのだから、誰かに見られようとも胸を張っていいのである。そして、本の最大の価値は買取価格ではなくて内容であり、自分の中に内容を吸収することなのだから、そっちを最優先にするべきなのだ(そもそも僕は本をほとんど売らない)。

僕は線を引いていくうちに、気付けばフリクションではない普通の蛍光ペンでも線を引けるようになっていた。
最近のお気に入りは、ノック式の蛍光ペン。ありそうでなかった。使いやすい。蓋をいちいち締めなくていいので良い。でも蛍光ペンで一番好きなのはフリクションだから、フリクション蛍光ペンのノック式が出ることを心待ちにしている。出たら即買います。