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クロスバイクのハンドルをブルホーン化してWレバーに交換した手順



今年やりたかったことの一つに自転車を分解して仕組みを理解したい、というのがありました。
バイクも乗っているけどあまりいじる知識がないので、まずは簡単な自転車からやってみようかな〜と。そのやり方を書き記しておきます。

 

今回ブルホーン化の改造をする自転車は「GIOS CELE(ジオス チェーレ)

僕の乗っている自転車はいわゆるクロスバイクで、「GIOS(ジオス)」の「CELE(チェーレ)」です。イタリア系の自転車でジオスブルーという青色が特徴のチャリンコです。
この英会話スクールみたいな名前のGIOS CELEは、クロスバイクの中では入門機で、あまり高くもなく10年前に5万くらいで買ったチャリです。青が映えるので値段よりいいモノに見えます。

 

JOB International|GIOS HOME GIOS・BASSO・RUPTION ハイクオリティ輸入自転車


↑ GIOSの「MISTRALミストラル」(CELEの画像がなかった)


しかしこの愛用のクロスバイク、引っ越しなどさまざまな事情で屋根なし駐輪場に置いたりしたことで錆びてボロくなっていました。
何年も乗るとステップアップしてちょっといいのが欲しくなるところですが、まだ乗れる。
この際ケーブル・ブレーキレバー・シフトレバーなど自分で変えれるところは交換・改造して蘇らせたいと思いました。


分解する前にもとに戻せる知識を本で少しつける

いきなり分解して戻せないとやばいので、とりあえず本をいくつか読んでみたところ、↓の本が一番わかりやすかったです。


この本はいろんなパターンが載っていてよかった。何か1冊でも図解入りメンテナンスの本があると頼もしいです。分解していくときはデジカメで写真を取りながら外していけば逆の手順で戻すのも迷いません。

ブルホーン化するパーツと工具を選ぶ

用意したのパーツと工具は11個。(全てAmazonリンクです。記事終わりにも全部のリンクとちょい解説もあります)

  1. 自転車用工具セット
  2. ブルホーンハンドル
  3. ブレーキレバー
  4. シフトWレバー
  5. レバーコラムマウント
  6. シフトとマウントをつなぐパーツx2
  7. シフトケーブル
  8. ブレーキケーブル
  9. グリス
  10. バーテープ
  11. パーツクリーナー

ひとつずつ説明していきます。

自転車工具セットについて


工具はチェーン切り(チェーンを交換する場合)とスプロケットを外す道具(外して掃除する場合)は必要でした。結局セット買いました。

 

ブルホーンハンドルについて


ハンドルはクランプ径(ハンドルの真ん中の太さ)に注意が必要でした。クランプ径は大きく分けて3種類あるらしいです。GIOS CELEについていたハンドルのクランプ径は25.4mmで、握る部分は22.2mmでした。

後から考えれば、交換するブルホーンハンドルにはブレーキレバーさえ付けられれば握る部分の太さはなんでもよかったのですが、結局同じ太さのChrome ASAKUSA製にしました。ロードバイクは今よりもっと太く、太い方が疲れにくいとか。

ブレーキレバーについて


ブレーキレバーはドロップハンドルのロードバイクっぽいのをブルホーンの先につけることにしました。しかし、ブレーキの種類によって付けられるレバーが限られていて、GIOSのVブレーキという種類で使えるレバーはあまりありませんでした。TEKTRO RL520にしました。

 

シフトレバーについて


シフトレバーが調べていても情報が少なく、一番わからなかったです。ロードバイクのシフトレバーはブレーキと一体化しているものが多いですが、CELEはそこまでやるとギア丸ごと交換することになりそうだったので、今のギアを残しつつ別の場所にWレバーを付けることにしました。また、前のシフトをそのまま強引に使おうとしましたが、ブルホーンに付けると位置がわるく、操作もしづらいのでやめました。Wレバーの代わりにバーエンドコントローラー(バーコン)でもよかったのかもしれません。調べるのがめんどくなってWレバー(シマノのSORA SL-R400)にしました。
WレバーをCELEにマウントするのに、そのままだと付けられません。Dixnaのレバーコラムマウントを使いました。ステムの上にしか付けられなかったのでそこに設置しました。それに加えてそのままだとWレバーにつかなかったので、アタッチメントも別途用意しました。

 

シフトケーブルとブレーキケーブルについて


シフトケーブルとブレーキケーブルはシマノのロードバイク用のパーツです。
グリスはベアリングを掃除した後に補充する感じで使いました。

 


書いててだんだん長くなってきたので、あとは注意点とか気になったことだけ書きま〜す。

 

交換作業中に気になったポイント

Wレバーへのシフトケーブルの通し方


Wレバーに関する情報がネット上に少なく、取り付け方に最初迷いましたが、1の穴に入れて、裏を通して2から出す。簡単でした。

 

 

ディレイラーの2本のねじはいじらない!


一番苦戦するのがシフトケーブルの交換でしたが、張りの強さを調整するのはレバー側のケーブルエンドのねじです(上の写真の灰色の丸い部分)。ネットで情報を見ていて、ペダル側の機械のネジをまわすって話があったんですが、自転車屋さんに聞いたら、そこはいじらないで!とのことです。いじった後だったけど。

ブレーキワイヤーのボールエンドは片方切る


ブレーキワイヤーは両側がボールエンドになっているので、片側のボールを切らないと通せない。
↓こっち側をのこしてブレーキレバーの穴に入れる。(あくまでも僕のCELEの場合で、シティサイクルとかは逆なのかもしれない。ほかは知らない)

 

 

Vブレーキの片効き調整はネジをまわすだけ


ブレーキ全体の調整はワイヤーの長さを止めるナットで調整できますが、片側だけブレーキが効く状態になったりします。そうなったら、下記写真のネジを少しまわすだけで調整できます。効きすぎてたら緩ませて(左回転)、効いてないなら締める(右回転)。90度ぐらいずつ、両側のバランスを考えてまわします。

 

 

 

 

ブレーキレバーを固定するときはアウターケーブルの中の滑りが肝心


ブレーキのケーブルはインナーケーブル(金属の線)とアウターケーブル(黒い外側おのチューブ)があります。アウターケーブルの中や端っこの滑りが悪いとインナーケーブルが思うように動かずにブレーキがひっかかってバーが戻らず、うまく作動しません。これは危険です。
ひっかからないようにチューブの中にグリスを入れてみたりして何度かやり直しました。ケーブルが曲がる際にできるだけストレスがかからないようにします。
ブレーキ周りは命にかかわる大切な部分なので、自信がないときは素直に町の自転車屋に持っていった方がいいと思います。


↑ バーテープを巻く前にセロテープで固定した画像

 

 

手に付いたチャリの油汚れはチャレンジジョイで落ちる


落ちますが、手が荒れるのでやらないほうがいいです。

 

しかしチャレンジジョイは強力だわ〜。でもカセットスプロケットの汚れもパーツクリーナーで噴いた後にチャレンジジョイしたなんておすすめできないから言えないわ〜↓

 




あとは先ほど紹介した本を見て作業した。

 

ハブ(スポークの真ん中についてるやつ)の中にあるベアリングも取り出し、ふきふきして綺麗にして新しいグリスを塗りたくる。幸い欠けてなかった。




ステムは錆びていて、錆び落としもやってみたがいまいちサビが取れない。家にあったシリコンラッカーで塗ったらそこそこきれいになったのでこれでよし。



〜中略〜

 



組み立ててるときが一番楽しい。
このあとバーテープを何度かやり直したら汚くなった。

〜さらに中略〜


そして、完成(ほとんど飛ばした)!

 

 


なかなか面白い感じに生まれ変わりました。
乗った感じは、重心がかなり前輪側に行きますね。ステムを短くしてもいいかもしれません。なれるまで少し時間がかかります。ハンドルは調子いいです。掴む手が横から縦になるだけでこんなに違うのかと思います。直進性が向上しました。細かく曲がるのは元のTハンドルの方が向いてるかな。
ブレーキの場所の関係で、突き出たハンドルを常に持つ感じになるので、親指の付け根あたりを前よりも使います。


Wレバーですが、特殊な場所に設置したのでギアチェンジするときに必然的に片手運転になります。都会や起伏の激しいところだとあまり向いてなさそうです。あと、前輪のシフトレバーの間隔が3段階カチッと止まる形ではなくフレキシブルなので、感覚で止める必要があります。これも慣れが必要です。あと、事故ったらレバーが刺さりそうだ。。。(その後付ける向きが逆ではないかと気づくのであった)

 

 


実はこの整備をしたのが3月だったので、もうだいぶ経っておりまして、今は慣れて快適に乗れています。そんな乗ってないけどw
あとはサスペンションの交換もできればベストだったんですが、少し難しそうでちゃんとやるには大きな専用工具が必要な感じだったのでやめときました。
僕はこの自転車がまた好きになったので、フレームは錆びてるけどあと何年かは乗れると思います。街乗り車は少し錆びてることで逆に扱いやすかったりするもんです。
おしまいヽ(*´∀`*)ノ


 

 

今回使用したパーツ・工具の詳細

 

BIKE HANDのツールボックスが一通り揃っていてよかった。

 


僕が改造に使ったのは「ChromeASAKUSA ブルホーンハンドル 22.2mm径 クランプ径25.4mm 幅400mm 突き出し175mm (シルバー B品)」という商品でしたが時間が経っているせいか見つかりませんでした。

 

グリースはこれを買いましたが多すぎて使い切れません。安いです。

シフトWレバーとレバーコラムマウントをつなぐには、間の金具がそのままだとかみ合わないのでアダプターが必要。僕が使ったのはもう見つからなかったけど下記ので使えるっぽい(多分なので一応調べてください)。



一応全部アマゾンリンクを貼りましたが、Wレバーとレバーコラムマウントなどはサイクルベースあさひの通販で購入。そっちの方が送料の関係で安かったです。


自転車 サイクルベースあさひ ネットワーキング店 通販

パーツクリーナーはでかいスプレー缶がホームセンターに300円くらいで売っています。


そういえばチェーンも交換しました。ビックカメラで買いました。チェーンもギアによって種類があるみたいです。

以上で終わりです。パーツは念のため自分の自転車に合うかどうか確認してから仕入れてね!