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バイクの空気入れは米式バルブ付きの自転車用で兼用できるのでガソリンスタンドでやる必要なし


250ccバイクのタイヤに空気を入れたい。バイクって言ってもロードバイク(タイヤが細い自転車)じゃなくてモーターサイクルの方です。
でもガソリンスタンドまで行ってやりたくないし、バイク屋も行きたくない。
なので家で入れました。自転車用の空気入れで。実はバイクは自転車用の空気入れで簡単に空気を入れられます。兼用ができるのです。知らない人のために僕がやった手順を参考までに書いておきます。
2番目の必読のところに注意点が書いてあるので絶対読んで下さいね!

バイクのタイヤへの空気入れは普通の自転車用の空気入れでできる。ただしエアゲージ確認は必須

自転車のタイヤに空気を入れるのは簡単だが、バイクのタイヤ空気を入れるとなると何か途端に難しそうな気がしてしまうけど、やることは自転車と同じです。空気入れのバルブ形状さえ対応していれば自転車用の空気入れで普通に空気を入れられます。バイクも自転車も空気入れは兼用できます。

空気を入れること自体は簡単ですが、空気圧の調整が必要なので精密なエアゲージでの確認が必須です。空気を入れている最中も常に空気圧のモニタリングが必要なのでエアゲージ付きの空気入れがない場合はやめた方がいいです。

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 ↑ エーモンのエアゲージ。千円しません。

(必読)注意点。空気入れは命がけです。作業中のバーストは実際に死亡事故も起きるぐらいの破壊力がある

これは冗談でも大げさでもなんでもないのですが、空気を入れる作業は命に関わる事故が発生します。なので、慎重に空気を入れ、エアゲージでしっかり調整することが大事です。

チャリンコの空気入れなんてパワーはたいしたことない、なんて思わないで下さい。入れすぎたら大事故に繋がるパワーがあります。

主に自動車のタイヤのケースですが、空気入れ作業中の死亡事故が毎年のように起きています。空気入れによる事故のほとんどはガソリンスタンドなどの自動で空気を入れるコンプレッサーで起きていると推測しますが、自転車用の空気入れでも相当な気圧の空気が入れられるので、自転車の空気入れだからといって決して侮ってはいけません。バーストすると人が吹っ飛ぶくらいのエネルギーがあります。

もしも実際にやる場合はあくまでも自己責任でお願いします。後述していますが、作業はエアゲージの目盛りを見ながら空気を入れ、精密なエアゲージでの最終確認が必須です!決して入れすぎないように!

参考リンク)

【関西の議論】実は「手榴弾」並みの恐ろしさ…空気充填中のタイヤ破裂事故「年1回発生」の衝撃事実(1/4ページ) - 産経WEST

ガソリンスタンドでタイヤ破裂、空気入れていた男性店員が死亡 滋賀・甲賀 - 産経WEST

バイクタイヤに入れる規定空気圧はバイク本体に貼ってあるシールで確認

空気圧の値は、バイクに詳細が書かれたシールが貼ってあるのでそれを参照します。標準空気圧というところです。ちなみに一人乗りと二人乗りで後輪の空気圧を変えなきゃいけないの知ってました?

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僕のバイクの場合はチェーンカバーに詳細が貼ってありました。前後共に150kPaとのこと。もしも後部に重い荷物を乗せるようならもう少し多く調整してもいいと思います。

では実際に空気圧をチェックしながら空気を入れて見ましょう。

バイクのタイヤに自転車の空気入れで空気を入れるやり方

自転車と同じ入れ方ですが、一応やったことのない方のために画像で説明します。こういうのって最初だけは不安があるものです。

今回使う空気入れは「Panaracer(パナレーサー)」の空気入れ。自転車用の空気入れとして有名です。エアゲージがついています。

バイクのバルブ形状は「米式」です。一方、ロードバイク(自転車)は「仏式」です。そのどちらも入れることができます。僕の使うパナレーサーはこれより古い型になります。

空気入れだけ持っていてエアゲージが付いてない場合は別途精密なエアゲージを用意します。僕の環境の場合、このエーモンのエアゲージが必須でした。

エーモンのエアゲージはパナレーサーの空気入れに付いているエアゲージよりも目盛りが細かいのでより細かく測れます。そして正確です。棒の横に空気を抜く減圧ボタンもあるので微調整が可能です。バイク乗りはこれがあると安心です。ロードバイクの測定には適していません(理由は後述)。

ガソリンスタンドの空気入れも減圧ボタンがついていて空気圧の増減が容易ですが、僕が持っているパナレーサーの空気入れは入れることしかできないので、エアゲージを見て調整しながら入れます。入れすぎたら空気入れの先をバルブに押し付けたりして抜くこともできるし、エーモンのエアゲージの減圧をつかって調整してもいいです。

ちなみに走行後のタイヤがあったまってる状態だと空気圧が高くなっているので、冷えた状態で行います。

では4行程で解説します。

1. バルブの蓋を取る

バイクのタイヤの内側のバルブについたフタを回して取ります。僕のバイクは過去に窒素をいれたことがあるので窒素ガスが充填されていることを示す「N2」と書いてある金属のねじが付けてありますが、ここがゴムの場合もあります。

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2. 空気入れを差し込んで固定

フタを取ったら、おもむろに空気入れを差し込みます。ある程度奥までぎゅっと差し込むとプシュッと空気が少し抜ける感覚があるので、そこまでいったらパナレーサーの場合は後ろ側のレバーを倒すと先が固定されます。これで準備完了。

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3. エアゲージを見ながら空気を入れる

あとは空気入れのレバーをしゅこしゅこ上下させて空気を入れる。
僕のバイクは150kPaという指示があったのでそこで止めました。空気はエアゲージを常に確認しながら入れて、入れすぎないようにしてください!入れすぎは危険です!

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あとは逆の手順で外してフタを閉めて終わり。。。のはずですが、まだ甘いです!
空気入れについている空気圧計の目盛りを見てもらえるとわかるとおもいますが、目盛りがあまり細かくないです。150kPaから160kPaに微調整しようなどと思っても難しいです。やはりしっかり確認するには別途精密なエアゲージがあった方がいいでしょう。

4.精密なエアゲージでチェックして調整

結局別の精密なエアゲージでチェックします。すると驚愕の事実が。

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あれ、、、110kPaしか入ってないよ、、、パナレーサーの目盛りは150kPaだったのに。
このように、自転車の空気入れのエアゲージは大雑把な場合があります!!!うちのパナレーサーの空気入れはもう古いから調子が悪くなっていたということでしょう。やはり安全のためには最終確認としてエアゲージが必須です。

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150kPaまで入れました。ちょっと少ないじゃんというツッコミは勘弁してください。僕のパナレーサーでいうと5〜8プッシュぐらい余計にやった感じです。これで僕としては完了です。外が寒いので。

実はバイクよりも自転車の方が空気圧が高いことが多い

僕のバイク(250ccのネイキッド)の空気圧は150kPaでよかったわけですが、自転車の空気を入れたことがある人は「え、こんな少なくていいの?」とやや拍子抜けすると思います。僕の持っているロードバイクは700kPaぐらい入れる必要があります。一概には言えないけど基本的にはバイクより自転車の方が空気圧が高いんですね。僕の自転車は単純計算でバイクの4倍以上の空気圧が必要でした。

僕が使っていたエーモンのエアゲージは500kPaまでしか計測できないので、ロードバイクには不向きです。パナレーサーの空気入れについているゲージは1000kPaまであることが上の写真でも確認できます。でも今回エアゲージ部分が正確ではないことがわかったから空気入れも買い換えた方がいいかもしれません。

窒素を入れたタイヤの上から空気を入れてもいいか

最後に、バイクの窒素タイヤについて。バイクのタイヤに空気ではなく窒素を充填するサービスがあります。窒素が入ってる状態のタイヤに追加で空気を入れたらどうなんだろうか?

これはあくまでも個人的な考えですが、問題ないと考えています。
理由としては、まず空気というのはほとんどが窒素だからです。78%くらいが窒素です。窒素タイヤの効果は薄まりますが、100%から78%の間に収まるだけです。

地球の大気 - Wikipedia

そして窒素を充填したタイヤの効果ですが、これも僕としては疑問に思っています。窒素を充填するサービスの売り文句の一つに、タイヤに窒素のみを入れると抜けにくくなるという話があるのですが、僕はそれが理解できません。
仮に窒素がゴムの分子を通り抜けにくくてタイヤチューブから漏れにくい性質というのが正しいのであれば、空気を入れたときに空気に含まれる78%の窒素ではない残りの22%の部分の酸素や二酸化炭素が先にでていき窒素はタイヤ内に留まることになり、結局タイヤには窒素だけが残っていくことになります。つまり窒素がゴムを通りにくく抜けにくい理論が正しければ、わざわざ窒素を入れる必要がないし、その理論が間違っているならやはり入れる必要がないというのが僕の結論になりました。

実際に窒素をタイヤに入れることで変わるという意見の方もいますので結論は人それぞれですが、僕は入れないという結論になりました。


航空機に窒素を入れる理由についてはこちらの朝日産業株式会社様のサイトが大変参考になりました。

航空機のタイヤに窒素を入れる理由


以上で終わりです。自宅でバイクの空気が調節できるようになれば、空気圧の心配があっても自宅で簡単にチェックできるようになります。自宅で空気を入れるようになると、ガソリンスタンドの空気入れは緊急のときにしか使わなくなるかもしれません。エアゲージは1000円しないのでバイカーなら1個あると便利です。赤と黒があるけど機能は同じです。赤の方がかわいい。

ちなみに僕は持ってないけどホース付きのタイプの方が見やすいと思います。上の安い方(6782)も差し込む部分は回転できます。

くれぐれも空気の入れすぎには注意をして下さい。
それでは楽しいバイクライフを!